取引通貨量(とりひきつうかりょう、Trading Volume)とは、ある金融商品の取引量を指します。外国為替取引(FX取引)においても、通貨ペアの取引量を表す指標として、取引通貨量が用いられます。
取引通貨量は、市場で取引された金融商品の数量や金額を表します。通貨ペアの取引通貨量は、売買された通貨の数量で表されます。たとえば、100,000通貨のUSD/JPYの取引が成立した場合、取引通貨量は100,000通貨となります。
取引通貨量は、市場の流動性を測る指標の一つでもあります。取引通貨量が多い通貨ペアは、市場での取引が活発であるとされ、スプレッド(買値と売値の差額)が小さくなる傾向があります。一方、取引通貨量が少ない通貨ペアは、市場での取引が少なく、スプレッドが大きくなる傾向があります。
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