スプレッド

スプレッド(Spread)は、外国為替取引(FX取引)などの金融商品取引において、買値と売値の差額を指します。つまり、ある通貨ペアを売る際には、買値よりも低い価格で売り、買う際には、売値よりも高い価格で買う必要があります。その差額がスプレッドとなります。

スプレッドは、取引する金融商品によって異なります。例えば、米ドルと日本円の通貨ペアのスプレッドが2銭であれば、買値は100.123円、売値は100.121円となります。つまり、1ドルを売る場合には、100.121円で売る必要がありますが、1ドルを買う場合には、100.123円で買う必要があります。

スプレッドは、FX取引において重要な指標の一つです。スプレッドが狭い通貨ペアは、取引コストが低くなり、利益を得やすくなる傾向があります。一方、スプレッドが広い通貨ペアは、取引コストが高くなり、利益を得るためには価格の大きな変動が必要となる場合があります。

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