レバレッジ

レバレッジ（Leverage）は、金融商品取引において、少ない証拠金で大きな取引を行うための仕組みを指します。つまり、自己資金以上の取引を行うことができるということです。

例えば、100万円の資金で1万通貨の通貨ペアを取引する場合、通常は100倍レバレッジを利用することで、1万円の証拠金で取引を行うことができます。この場合、自己資金の100倍の取引を行っていることになります。

レバレッジを利用することで、少ない資金で大きな取引を行うことができますが、同時に損失も拡大するリスクがあります。レバレッジを高く設定する場合は、価格変動リスクが大きくなるため、十分なリスク管理が必要となります。

なお、レバレッジは金融商品取引に限らず、一般的なビジネスにおいても用いられる概念であり、自己資金を最小限にして多くの資金を借り入れて事業を行うこともレバレッジと呼ばれます。